【オークション・フリマアプリ講座_83】PayPayフリマで大型商品の配送サービスが始まった

こんにちは!
ネットオークション・ネットフリマアドバイザーの川崎さちえです。
先日、PayPayフリマから配送に関してのリリースがありました。
大掃除や引越しに向けて、大型の商品でも発送ができるようにしたようですね。
PayPayフリマに関しては、配送方法が2つしかなくて、
サイズも170サイズ(ゆうパック)が限界でした。
つまりこれ以上大きなサイズの商品は、PayPayフリマに出品しても送れない
という大きな問題を抱えていたわけです。
この場合には、ヤフオク!に出品すればいいのですが、
PayPayフリマで完結したい場合には、ちょっと面倒さも感じてしまいます。
特に大きめの家電や家具などは170サイズを超えてしまうこともあるので、
「だったら大型商品も遅れるメルカリの方に出品するわー」となりがちでした。
この問題に対応すべくPayPayフリマがスタートさせたのが
「おまかせ大型配送」です。
ポイントは
まずは対応サイズが80からなので、一般的な商品でも使えてしまいます。
もちろん、ソファーとかベッドなどの大きな商品だと、梱包の手間が省けてすごく楽なのだと思いますね。
ただ料金は少し高めです。
80サイズで1,700円なので、これだったら自分で梱包するとなるでしょうね。
80サイズは靴やバッグなどで、自分で梱包するにしてもそれほど手間はありません。
このサービスが活きるのは、大きくて重い商品の場合です。
そもそも持ち運びができないくらいのものは、自宅まで取りに来てもらうしかありません。
そのときに梱包サービスもついていれば、とてもいいよねということです。
それとこのサービスを利用する場合には、販売金額もある程度高くないと割に合いません。
例えば最大サイズの450は料金が3万3,000円です。
出品者が送料を負担するので、
これ以上の価格で売らないとマイナスになってしまいます。
ということは、ある程度のメーカーやブランドの家具や家電になるのかなと思ってしまいます。
逆にいうと、もともと安く売られている大型の商品の場合には送料ばかりかかってしまうので、
この配送方法はおすすめができません。
もしかしたら、意外と限られた商品でしか使えないのでは?とも思ってしまいます。
ギリギリマイナスにならないならいいという感じなら、この配送方法は使えるのかもしれませんから、
どの程度の利益を考えるのかによっても使うかどうかを決めていく必要がありそうです。
2003年、夫が育児のために退職したことを受け、家計を支えるためネットオークションを利用し始める。
家にあったさまざまな不用品を出品し、仕入れや受注生産も経験。さまざまな出品のテクニックを身に付け、ネットオークションが生活のインフラになり得ることを体感する。
近年はメルカリを中心とするネットフリマに注目。ネットオークションとは異なるノウハウを学びつつ、独自の効率的な利用方法を確立している。
NHK「あさイチ」、フジテレビ「バイキング」などの情報番組、TBSテレビ「この差って何ですか?」などバラエティー番組に多数出演。